兵庫の日本酒 カタヤマ酒店 『兵庫五国』飲み比べ

2022/03/29 06:12

酒米のエース『山田錦』

日本酒はどんな米を使っているかで味わいが左右されると言っても過言ではないほど酒米が重要です。
酒造好適米は国内で100種類程度生産されていますがその中で『酒米の王様』とも言われる『山田錦』で作った日本酒は大吟醸で特に魅力を発揮します 。華やかな香り米の旨味繊細な味を楽しめます。

山田錦は昭和11年、品種改良事業が実を結び酒米のエースとしてデビューしました。
粒が大きく粒張りがよく、心白が粒の中心部に鮮明に出ていて、粒の溝が浅く、表の皮が薄い 。そして精白にして歩留りが良いので、現在でも最高の酒造好適米です。
山間部で朝夕は冷え込み日中は気温が高い、一日の気温の変化が大きい場所で、粘土質の田が適しています。

【兵庫県三木市】は、
粘土質の土壌朝夕の大きな気温差などに恵まれた風土を生かし、『山田錦』の生産量品質ともに日本一の町です 。
酒米山田錦は風味豊かな至高の日本酒を生み出す最高の原料で、全国の酒造会社で日本酒作りに用いられています。